2011年02月05日

Posted by サービス残業を防ぐ
at 19:30

サービス残業防止

成果をだすために働き方を変える

成果主義の会社で働いていると、これまでの働き方が変わって来ました。サラリーマンなら当たり前の定時勤務の生活は出来なくなったのです。裁量労働制が導入されている会社ですので、報酬が従来の労働時間に対する対価から、成果に対する対価へと転換されているのです。もともとは裁量労働制は、創造性の高いクリエイテェブな職種に限られて認められていた雇用形態ですが、労基法の改正で規制緩和されたのです。

従来は基本給と残業手当で支給されていましたが、これは勤務時間の長短を評価するというコンセプトが企業にあったからで、成果主義という発想とは相容れないものがあります。

ですので、基本給と残業手当というのは、工場などの製造ラインや単純事務作業などの、勤務時間で成果が、ある程度は比例する単純作業に適しています。そして、雇用者側の企業は、事前に予測できる成果から予算をはじき出し、必要な人件費を計上して、適正な時給を計算できるのです。

ですが、裁量労働制は残業という残業代請求などは概念自体がありませんので、始業時間や就業時間も固定せず、月の最低必要労働時間も定められていないのです。この裁量労働制の勤務形態では、従業員に要求されるのは目標を達成する事で成果を上げる事なのです。




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